店長日記

秋の収穫に向けて

2018年05月02日

 無農薬レモンと無農薬レモネーディアは秋の収穫に向けて少しずつ成長しています。冬の異常な低温で今年も落ちてしまう花が多い。木の内部ではマイナスの温度による細胞の死があるのかもしれない。頑張って種を残そうと必死に花を咲かすのであるが、咲かすことに多くのエネルギーを消費ししていまい、実の量を自主的に調整しているのだと思う。自然の中で仕事をしているとそういったことを全身でレモンの木と一緒に感じながらいることができる。幸せなことであるが、自然と乖離している世界とのコミュニケーションは難しい。
 とにかく病気の出ないように、祈るばかりである。少加温の無農薬レモネーディアの温室では今年はアブラムシの天敵がなぜか発生してこなくて、アブラムシに樹液を吸われてしまい、実の止まりが極端に悪くなってしまった。こんなことも初体験。異常気象の中、自然に逆らわず、ゆっくりと構えていきたいと思う。皆様にご迷惑をおかけするというか、この異常気象を共有していただければ幸いです。


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